元気っ子
No. 65 平成15年7月1日

★   今年は、園庭に色々な果物がなりました。まず最初が西園庭のグミでした。数はそんなに多くはなかったですが、実はとても大きかったです。私も子どものころによく食べたので「どれ、ひとつ」と赤く熟したのを採って食べてみました。意外と甘かったですが、食べたのはそれ一つきりで、今度見に行ったときは一粒もありませんでした。学童の子がせっせと食べていたらしいです。

次はビワです。今年はたくさんなりました。子どもたちにも給食のときに2、3個ずつ付けましたが、お店で買うのより(自分では絶対に買いませんが)ずっと甘いように思いました。

それから今年春植えてもらったブルーベリーが数は少ないですが熟して黒くなってきました。そばに植えた木苺も実をつけています。

あと、秋になると柿やみかん類が実るのが楽しみです。たくさん実ると思います。キウイ、ニベは今年はだめでしたが、アケビは一つだけなっているのを見つけました。後2、3年すると栗、ざくろ、イチジクの他、熱帯の果物メスレーやフィージァもひょっとして実をつけるようになるかもしれません。

★西の園庭で静かに耳を澄ますと色々な鳥の声が聞こえてきます。表の方はほとんどすずめの声ばかりですが、環境が少し違うだけで、こうも違うのかと思うくらい色々な種類の小鳥たちが生息しているように思います。なるべく園の周りに木を増やし、長い目で見て色々な昆虫や多くの小鳥たちが息づく豊かな自然環境を作っていきたいと思っています。自然の一部である人間も、そういう環境の中でこそ心安らかに、ゆったり過ごすことができるのではないでしょうか。

★道路に寝そべっていて、注意され、それにかっとなって殴り23歳の若者を死なせた4人の事件、寝ていた小さな子ども2人を顔が変形するほど殴るなど4人一家を無残に殺害した事件、大型トラックが渋滞に次々に突っ込む事故などで報道が大騒ぎでした。何か酸欠状態の世の中を想像して気が滅入ってしまいます。

★    一方、国は少子化に歯止めをかけようと色々な施策を出していますが、なかなか少子化にブレーキがかかりません。子どもを一人前にするためにたくさんお金がかかるということも大きな原因の一つかもしれません。しかし、不登校、いじめ、虐待などがやかましく語られ、上のような事件が日常

茶飯事となった、何か息苦しいような社会にこそ、子どもを生み、育てることを躊躇させる要因があるのだと私は思っています。

子どもたちが、本来のはちきれるような元気と笑顔で学校に通い、笑いの絶えない団欒が家庭に戻り、大人も子どもも一人一人がもっと悠々と生きることができる世の中になれば・・・・。そういう世の中を作るためにはどうすればいいのか?

みんなが行くから行く、みんながするからするというような「赤信号みんなで渡れば怖くない体質」をそろそろ我々が見直して、自分にとって何が必要か、必要でないか、家族にとって何が・・・というように自分の生き方を一つひとつしっかりと見つめなおす時期に来ているのではないかと思います。それぞれの生き方をしっかり持つことが風通しのいいすがすがしい社会を造る第一歩だと思います。カギは私たち一人ひとりが握っています。


元気っ子TOPに戻る