元気っ子
No. 71 平成16年1月5日

★ 新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

年末に二度ほど寒波がきて雪が降りましたが、大晦日からお正月にかけてとても暖かく、いいお天気が続いています。やはり、予報通り、今年も暖冬なのでしょうか。15年度も残すところ3ヶ月となりましたが、子どもも先生も前向きに、元気に楽しく過ごしていきたいと思います。

★    暮れの25日から31日まで一面全面で「新人になろう」という広告が続きました。メッツの松井稼頭央、エッセイストとして再出発した喜多嶋(旧姓内藤)洋子、ノーベル賞の小柴教授、早稲田大学教授に転身した北川前三重県知事、相撲から格闘技に転身した曙の大きな顔写真をバックに各人の転身を紹介したあと、『2004年。私たちも始めてみませんか。新人となりませんか。タイミングは常に「今」です。よく笑う新人。ちゃんと怒る新人。上司に意見できる新人。部下を叱れる新人。子供ともっと過ごす新人。親との時間を増やす新人・・・。自分にとって新しい試みをすれば、誰だって新人です。「自分に出来ることをもう一度考えたんです」。なるほど。行動する人は若い・・・』とあります。

私も今日の朝の職員に対する挨拶で『人間にはそれぞれ驚くほどの能力が備わっている、ただ我々は惰性で自分はこんなものだと思い(それもあまり考えない?)、今日を昨日と同じごとく送り、明日も今日と同じように送ってしまう。目覚めて、やろうと思えばいくらでも力は出せる、そして行動を続ければ必ず変わる。今の我々はコンピューターをその能力のホンの数%しか活用してないのに似ている。もっと自分の能力を花開かせて、せっかくこの世に生を受けた自分の人生を充実させよう!』と自戒を込めて話をしました。

毎度言っていることですが、世の中の流れは決していい方向には行っていません。我々一人一人の発想の転換、惰性からの脱却が今必要だと思っています。

★    12月の保育参加の時の講演会の時に少しふれました門脇厚司著『子供の社会力』について、もう一度ふれたいと思います。著者は「人と人とがつながる力」「社会をつくっていく力」を「社会力」と定義していますが、その「社会力」は親と子、大人と子供、子供同士の(善き、優しい)相互行為によって培われていくと言うのですが、その著者が『漢字が読めるとか、計算が出来るとか、絵が上手であるとか、ピアノがひけるとか、学校の成績がいいといったことは、ヒトの子が社会力のある人間になることの重要性に比べたら、どうでもいいことだと言ってもいいほどである・・・。』と述べています。

私も全く同感で、人を信頼できる、人とうまく協調して何かをやっていけるというような人間関係が出来ないのに、その上に何かを積み上げようとしてもそれはどだい無理な話であると思います。いわば砂上楼閣で、いずれ時がたてば崩壊するのは確実でしょう。小さい時は、極力テレビなどを見せないで生の(善き、優しい)人間関係を大いに持つようにしたいと思います。

元気っ子TOPに戻る