元気っ子 

No97 平成18年2月1日

花のフレーム

園長  中瀬弾正

★    これまで増え続けてきた日本の人口も、いよいよ平成17年を境に減少に転じました。私が生まれたのはいわゆる団塊の世代の始まりの昭和22年です。それから3年間は1年間に280万人弱の赤ちゃんが産まれました。それからおおよそ60年近くたった昨年、平成17年の出生数は約107万人です。3分の1とはいかないまでもそれに近い数字です。そして平成17年は生まれた赤ちゃんの数より亡くなった人の数の方が多くなりました。いわゆる人口減少社会に突入したという訳です。これから日本の人口は急激に減っていくと予想され、2100年には現在の約半分の6500万人になるとも言われています。国も赤ちゃんを「産み・育てやすい」社会をつくろうと色々施策を打ってきましたが、出生率は下がるばかりです。女の人が一生に赤ちゃんを何人産むかという、いわゆる合計特殊出生率は、この2年間はこれまで最低の1.29です。大体2.1で現在の人口が保たれるのです。フランスを筆頭に欧米諸国はイタリア、ドイツを除いて、一時はかなり下がった時期もありましたが、政府の様々な施策の甲斐あって1.7〜9近くまで回復しているそうです。

★    地域コミュニティーがなく、家庭の団らんが持てないような社会では、いくら昔に比べて物質的に豊かになっても、なかなか子供は産みにくいと私は思います。働く時はもっと効率的に働き(働く時間は長いが、その効率については世界の先進諸国に比して日本はそう高くないそうです)、心も身体もゆったりする時間、家族や地域の人と共に過ごせる、いわゆる束縛されない自由な時間をもっと持てるような社会(いわゆるストレス社会の対極)にならないとなかなか赤ちゃんは産めないのではないでしょうか?私はお金より、社会の成り立ちの方が問題ではないかと思っています。経済、文化、風土、歴史が絡み合った複雑で難しい問題ではありますが。

★    インフルエンザについて

厚労省が出したインフルエンザ情報を掲示板に掲示しておきますが、要点だけを少し書きます。『風邪とインフルエンザは違う、インフルの場合は38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、合わせて普通の風邪と同じような症状も出る、更に気管支炎、肺炎、小児では中耳炎、熱性けいれんなどを併発し、重症化することがあるのもインフルの特徴、近年小児がインフルにかかるとまれに急性脳症を起こして死亡するといった問題も指摘されている』

今非常に流行ってきていますので、掲示板で一度読んでおいて下さい。

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