園 長   中 瀬 弾 正

先日友人と比叡山下の坂本に行ってきました。平日だったし、夏休みも終わりの時期だったので人出もまばらで、街は整然とした歴史ある美しい街という印象を受けました。大津市を通って行ったのですが、街路樹がとても美しく、植えてある木は区間によってそれぞれ違っていましたがよく整備され、車で走っていてもとても気持ちよかったです。「花と植木の街」をキャッチフレーズにしているわが鈴鹿の街路樹の貧弱さが頭をよぎりました。こうやって道に緑が多く配置され、整然と整備されていると、気持ちがゆったりし運転しやすいことは間違いありません。それに「文化」の香りも自然に漂ってきます。逆に、文化都市と言われる市町は、私の経験では街路樹が美しく整備されているように思います。落ち着いた気持ちで運転していると、事故も減るのではないかと、そう感じました。そういう点で道路環境は大事だと思います。

                       

                    

さて坂本に話を戻しますと、坂本には日吉大社など歴史的見所はたくさんありますが、この街の特徴は自然石をたくみに利用した「穴太衆積み」と言われる石垣です。街のいたるところで、この美しい石垣が見られます。この積み方は全国的にも有名で、有名な城の石垣作りにも多く重用されたそうです。春の桜、秋の紅葉の時期もとてもきれいだと思います。それと駐車場がたくさんあり、無料というのも魅力です。ただ街をぶらぶら歩くだけでも気持ちがゆったりすることうけあいです。

坂本の街を散策したあと、ケーブルを使って比叡山に登りました。ご存知のように、比叡山延暦寺は伝教大師最澄が開いたお寺で、日本仏教の発祥の地でもあります。そこから日本仏教の基礎を築いた多くの名僧が輩出しました。今回は何十年ぶりに国宝の根本中堂を見ただけでしたが、帰りに、よく大晦日の「行く年来る年」でよく登場してくる「鐘」を撞かさせていただきました。やはりいい音でした!

それから大原の三千院に行きました。小雨が降ったりの天候でしたが、ぼんやり庭を眺めたりしてゆっくり過ごしてきました。秋の紅葉はとても有名ですが、こうやって人の少ない時に来てゆっくりするのも一つの「観かた」だと思います。今回は紀行文のようになりましたが、日本にはあまり有名ではなくとも美しく魅力的な街がたくさんあります。忙しい世の中、時にはこういう美しく、静かなところで心を休ませたらいかがですか。

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