園 長 中 瀬 弾 正

前々回に引き続き「地球温暖化」の話を取り上げたいと思います。

今「京都議定書」後の温暖化防止が国連で話し合われています。各国の思惑がそれぞれあり、簡単にはいきそうにありません。

少し前、報道ステーションの古館キャスターがヨーロッパアルプスの氷河から直接伝えていましたが、氷河の先端が年々後退し、やせ細り、今後何年かするとなくなってしまうようなことを伝えていました。氷河が消えるということは、ただ消えるだけでなく、その下のほうの街に大洪水を起こしたり、逆に少しずつ溶ける水で豊かな田園を潤していたのが枯渇して干ばつを起こすようになります。美しいヨーロッパアルプスも雪が少なくなったせいで、岩についていた氷が剥がれ落ちたり、美しい山々も年々白さが失われていっています。とにかく、人間の生活にすでに大きな影響が出てるようです。

また、昨日のNHKの放送ではメキシコシティーが水不足のため、大量の地下水をくみ上げるため、ここのところ地盤沈下がひどく以前に比べて所によっては10メートルも沈下しているそうです。高速道路もこの地盤沈下のため、大きく波打っていました。そのためよく事故も起こっているようです。この報道を見ていて私は、高地にあり、二千何百万人の都市メキシコシティーは遅かれ早かれゴーストタウンになるのではないかと思いました。

シベリアではこれまで人の手が入らなかった永久凍土が溶け出し、そこからマンモスの牙や骨がたくさん出土するようになり、一攫千金を狙う人たちでにぎわっているというような報道もありました。

北極の氷が何年か後にはなくなるとか、地球温暖化の話題は連日伝えられ、もう逆に慣れっこになってきたように思います。

各地で台風が大型化し、集中豪雨があると思えば、干ばつと正に地球は危機に瀕しています。

冒頭の国連の話に戻りますが、最大のCo2排出国であるアメリカは経済の発展を損なわないで・・・、経済発展著しい中国やインドはまず先進国が率先して・・・と悠長なことを言い合っています。一番温暖化防止に熱心なのはヨーロッパの国々です。最終的には文言だけは何となくまとめはするでしょうが、実行ははなはだ疑問です。

                  


おとぎ噺の「したきりすずめ」で欲の深いおじいさんが大きなつづらを貰う場面がありますが、今の政治や経済の情勢を見ていると、国も個人もみんなが争って「大きな箱」を欲しがっている欲張り爺さんばかりです。

明日をも知れない瀕死の地球を心の底では知っていても、なお経済発展をあきらめきれないのが煩悩具足、極悪深重の我々「人間」でしょうか

                       

                    

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