副園長 市川温予

天高く馬肥ゆる秋」

青空は高く澄みわたり、動物たちは大いに成長するという昔の人の表現ですが、日中は本当に気持ちの良い気候です。

自然界に目を向けると秋たけなわです。落ち葉、どんぐりやまつぼっくり、栗の実など秋の自然物を保育活動に取り入れていますが、見たてたり、作ったり、ごっこ遊びの材料にしたりと、子ども達の発想には驚かされることがよくあります。

 さて、第二保育期の大きな行事「元気いっぱい運動会」も終わり、子ども達も一人ひとりがその子なりに精一杯頑張っていたと思います。

運動会後も園庭で他のクラスの競技をしたり、合同でしたりといろんな楽しみ方で過ごしています。小さい子は大きい子の姿を見ながら、「見て・真似て・学ぶ」姿があり、刺激されているんだなあといつも思います。また、運動会を終えてから友達同士の結びつきが強くなったように感じます。きっと「友達と一緒に一生懸命頑張った」という経験が毎日の活動にも表れはじめてきているからだと思います。毎日何気なく繰り返される生活の中で、子ども自身が学ぶことはたくさんあります。また、子ども達の成長するエネルギーの大きさはすごいものですね。まさに子どもは、「有能な学び手」です。


先日、りす組(一歳児)がたまねぎの皮むきをしました。りす組の子ども達も完全に大人に依存していた頃から、「少しまかせて!」という思いが子ども達の行動になっていくこの時期、ひとまとめの集団として子ども達をくくるのではなく、大きな発達の差をもつそれぞれの子ども達一人ひとりを丁寧に見ることができる環境づくりが大切になってきていると思います。

たまねぎの皮むきも一人ひとりが小さな手で一生懸命に、必死になって取り組む姿がありました。「どうやってするの?」「これでいい?」「むけやん・・・」「できやん・・・」

「できたあー。」と一生懸命に集中してやっていました。まだ一歳児なのに、「子どもの力はすごいなあ。」と思いました。また、周りにいる大人が、「上手にできたね。」「すごい、すごい。」とほめると、どの子も満面笑顔でした。大人が見守る中で、それぞれの子どもの意欲をそぐことのない援助が必要だと私は強く感じました。子どもはいつも真剣なのです。

また、直接「手」をかけなくても「目」をかける、見守っていくという援助行為が大事で、できるから放っておくというのではなく、できるところをちゃんと見てあげるということが大切だと思います。そのためには、普段からの関係づくりが大事なので私達大人が子ども達に寄り添った保育をしていかなければと思います。これは親子関係も同じだと思います。

これからもいろんなことを子ども達にさせてあげて、「体験の貯金」をいっぱいいっぱいしてほしいと思います。

※ これから空気がますます乾燥するので、風邪のばい菌をシャットアウトできるように、手洗い・うがいをしっかりし、栄養をしっかりとりましょう。

11月の行事予定

11月の献立


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