園 長  中 瀬 弾 正

この冬は雪がよく降りましたが、幸いここらは大雪にならずに助かったという気持ちです。子どもの頃は雪が降り始めると「もっと積もれ、もっと積もれ」と思ったものですが、今では通勤など生活の支障や家屋や生産物の被害などをすぐ考え「これ以上積もってくれるな」と思ってしまいます。でも、雪化粧した山を見ると、その美しさにいまだに胸がキューンとなってなんとも言えない「郷愁」を感じます。

 さて3月に入りましたが、やっと日に日に温かさが増し、菜の花や陽炎も目にするようになり、月の後半には桜の花も咲き始めます。心は子どもの頃と同じように何だかワクワクとしてきます。大人も子どもも関係なく、動物、生命体としての自然の感情なのでしょうか。木々など植物も芽吹きの頃は、見ているとそれぞれが「はちきれんばかりに」喜んでいるように感じられます。

 あと1ヶ月で19年度も終わりますが、大きな行事もあと卒園式をだけとなり、あと1ヶ月、事故がないように、子どもたちには元気にそしてゆったりと過ごしてもらいたいと願っています。

 今の世の中、新聞を見ても、テレビニュースを見ても気が萎えるような、やりきれない事件がこれでもか、これでもかというように連日伝えられています。殺伐とした、正に「変な社会」になったものです。こういう世の中になったのは国のリーダーである歴代の政治家や官僚の責任は当然大だと私は思っていますが、我々国民一人一人も全く責任がないとはいえません。こういう社会にしたのは「自分にも責任があるんだ」と思うことが大事だと思います。それが社会を変えていく第1歩だと思っています。

 それにしても最近、近親間の殺人、あるいは事件が増えています。素人考えですが、人間関係が非常に狭くなってきたというのが一つの原因だと思います。他に多くの人間関係がなく、家族だけの密室関係の中で、にっちもさっちも行かなくなったというのもあると思います。

再三取り上げていますが、家族の団欒や地域社会がなくなり、人間関係が希薄になってきた、その分いろいろ取るに足らない情報(これが大事)やたわいもない笑い(これも大事)などがなくなり、心にショックアブソーバーがなくなってきた、つまり心の余裕がなくなってきたのも大きな原因の一つだと思っています。

 人間関係を作りにも努力が要ります。そして時には面倒でもありますが、人間関係があってはじめて「人間」であり、豊かな人生が送れるのだと思います。私はどちらも大切だと思いますが、どちらかというと勉強よりも人間関係だと思っています

 

3月の行事予定

3月の献立


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