園 長  中 瀬 弾 正

過日、福島県の郡山市の友達を訪ねて遊びに行ってきました。東北新幹線は初めてでしたが、窓から見る景色は東海道新幹線から見る工場や住宅一色の景色とは全然違ってて、田園と雑木林の中を縫って走っているという印象を受けました。非常に瑞々(みずみず)しい、忘れかけていた日本の原風景を垣間見るような感じでした。

 さて郡山ですが、それまでは東北の小さな街、畑の中のたまたま新幹線が止まるようになった街という予断を持っていったのですが、それがどうして人口は何と30万人を超えていて、街のあちこちに市民が利用し易いような立派な公園があり、道路も、それに沿って植えられている街路樹もよく整備されていたり、また市民センターなどの公共施設もよく目に入りましたが、どれもしっかりしているように見えました。表面的にそれも一部しか見ていないのですが、行政がしっかりしているなという感じを持ちました。帰ってきてHPで調べたのですが、「東北のウイーン」と言われるということや一つの高校から玄侑宗久さんら3人の芥川賞作家を輩出しているなどとても文化的な市です。

また、今回の旅は桜で有名な三春町の桜を見に行くことも目的の一つでしたが、三春町に限らず、郡山市一帯が桜、さくらでとても美しかったです。同じ市でもどういう訳か場所によって満開の時期がずれるので、「何度もお花見をせなあかんで大変やナ」と笑いました。現に三春町は満開でしたが、車で1時間以内の猪苗代湖ではまったくの蕾ばかりでした(その朝のテレビでは弘前城のさくらが満開だと伝えていました)。

 何か郡山市の宣伝みたいになりましたが、東京の友達で、仙台に転勤になった人がいますが、最初はいやだと言っていましたが、住んでみると緑が多くきれいで、もうそこを離れたくないと言っています。これは私の想像ですが、どちらかというと東北のほうは東海や西のほうと比べると、気候のせいもあり、いわゆる「発展」が遅れたように思いますが、それが逆に美しい調和の取れた街づくりやゆったりした雰囲気を作り出したのではないでしょうか。「発展」とは何でしょう、人が心豊かに日々を過ごせるようになることが本当の「発展」ではないでしょうか。思いもかけず「磐梯山」を観ることになりましたが、まだらに雪をかぶっていてとても美しかったです。

玄侑宗久さんのお寺です

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