園長  中 瀬 弾 正

今年もあと2ヶ月で「除夜の鐘」の聞える夜がやってきます。暖かい日が続きましたが、ここに来てやっとやや寒さを感じるようになってきました。やっぱり「温暖化」なのでしょうね。

★今年は台風もなく、それは良かったと思いますが、別のアメリカ発の金融・経済台風が世界中を襲い始めています。これから我々の生活がどうなるかとても心配なところです。中に何が入っているか分からない、福袋のような金融賞品が世界中に出回り、それにみんなが飛びつき、実際の中身よりずっと高値で売られ買われ、ここに来て福袋の中の一つから腐った汁が出てきて、みんな慌てだし、福袋自体が暴落に至ったと、そういう風に思っています。実態とかけ離れたところで、(架空の) お金だけが飛び交い、それにつられて経済もここしばらくは好調だったのですが、一瞬にして「100年に一度の経済危機」という奈落の底に墜落です。

砂の上に築いた城は、ひとたび波が押し寄せてくれば、もろくも崩壊します。これから現実に大変さが押し寄せてきて、しばらくは世界中のどこの国も、そして人々も苦しい状況が続くと思いますが、自分の身の丈に合った謙虚な生活をしていかなければと思います。

★自然はいよいよ紅葉の季節の到来です。園庭のかつらの樹、ヤマボウシ、シャラ、ハナミズキなどは、すでに黄色く、赤く色づいています。アメリカ楓や南京はぜ、トチノキ、プラタナスなどもまもなくきれいな色に染まってきます。一番最後がこならやくぬぎの樹です。黄色から茶に黄葉しますが、山全体がこの色に染まるのは11月末から12月初めです。それが朝日や夕日にあたると、それはきれいです。緊急経済対策とやらで、高速道路が1000円になるというようですが、そんなに遠くまで行かなくても、ここらでもそういう紅葉や黄葉が十分楽しめます。まさに「幸せは足元にある」です。

 今黄色くなった葉を少しずつ落としているかつらの樹は、夏頃かなり弱っていて、もう枯れるかなと思ったくらいの状態でした。時期は悪かったのですが、一か八かで根元を慎重に掘り返し、水や空気が良く通るように新しい土と牛糞などの混じった肥を入れました、そして根を踏まないように柵も作りました。そうしたら、暑い夏も葉は元気を取り戻し、緑の色も良くなりました、いま葉っぱは黄色くなって少しずつ散っていますが、弱ってではなく、ごく「自然に」散っているように見えます。又、春を迎えて元気な新緑を見せてくれれば本当に手を入れた甲斐があります。犬や猫の動物でも、樹や花の植物でも命あるものを育てるというのは手をかけすぎてもいけないし、ほりっ放しでもいけないし、ホントウに難しいものだとつくづく思います。

 

11月の行事予定

11月の献立


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