副園長  市 川 温 予

平成20年度の大きな行事、お遊戯会も無事に終えることができました。当日はたくさんの方に見に来ていただきありがとうございました。またお遊戯会の翌日にはたくさんの保護者の方から感想をいただきました。

・        子ども達が生き生きとしていてとても感動した。

・        昨年は立っているだけだったが、今年は大きな声で台詞を言ったり楽しそうに参加していたのでよかった。

・        子ども達の頑張る姿をみていると涙がでてきた。

・        歌もダンスもいい表情でよかった。

・        家で踊って見せてくれなかったので、舞台で堂々と楽しそうに演じるのを見てびっくりした。

などとても嬉しい感想をいただきましたので、ながさわ保育園のお遊戯会の取り組みについてお伝えさせていただきます。

 お遊戯会は、2歳児(うさぎ組)と3、4、5歳児が参加するのですが、どの年齢も「子ども主体でひとりひとりが楽しく表現できるように」ということで取り組みました。また、普段の保育の中で子ども達が興味を示し楽しんできたものです。

 特に3、4、5歳児は保育形態が異年齢児集団保育です。3歳から5歳という幅のある中で5歳だけど4歳のような子、3歳だけど4歳のような子と様々な発達がある中で育っています。異年齢で生活するということは、多様な人間関係、人間関係のトレーニングです。いろんな年齢の子が一緒にいることによってお互いに「見て・真似て・学ぶ」ことがいっぱいあります。

 そんな中でお遊戯会当日までの練習も子ども達のいろんな姿がありました。もちろん先生達は「楽しくどの子も笑顔で参加してほしい」「見せるお遊戯会ではなく、子どもが主役の子どもらしいお遊戯会」という想いで進めてきました。

 3、4、5歳児が混ざってダンスや劇をするのですが、子ども達が「これがしたい・・・」と自分で選んで決めますのでダンスにしても劇にしても年齢のかたよりはあったと思います。でも子ども達は一生懸命に取り組んできました。上手にできた子はなるべく具体的にみんなの前でほめるようにしました。「○○ちゃんの手の伸ばし方がすごくよかったよ」「ピーンと伸びてるからすっごくかっこいいね」と具体的にほめると他の子の刺激になります。「僕も・・・私も・・・。大好きな先生にほめてもらいたい」という思いになり、一人、二人・・・とかっこよくできる子が増えていくのです。また、小さい子は大きい子のようにかっこよくしたいという思いの子もいます。いろんなタイプの子ども達の中でほめられた子をまた子ども同士認め合っていく姿は見ていてすごいなと思います。こうやって人間関係の幅も広がり、育ちあっていくのだと思います。

 また、練習しているときの子ども達の姿をみていると、どの子も楽しそうにその子なり(自己性)を発揮しているなと思いました。これも先生達が真剣に一生懸命に取り組む姿や楽しそうに演じてきたからこそだと私は思います。

 大きい子が小さい子を助けてあげたり、見守ったりする姿、踊る間隔を大きい子が調整してあげたりする姿もありました。必ずしも小さい子が大きい子から学ぶだけでなく、小さい子と保育士の関わりや保育士同士の関わりからも学んでいくのです。

 子どもにしても大人にしても苦手なものはあります。ダンスは苦手だけど劇ならいいとか、台詞を言うのは苦手だけど踊るのが好きという子もいます。歌が一番好きという子もいます。でも私はそれでいいと思います。どこかの場面で自分らしさが十分に発揮できればいいと思っています。それがダンスだったり、劇だったり、歌だったり・・・。

 そういう子ども達の思いを私達大人がうまく適切に援助してあげなければと思います。

 特に5歳児はダンスや劇の中でもリーダーシップをとろうとして頑張っていました。これが異年齢児集団の良さだと思います。子ども達はいろんな人の姿をよく見て育っていきます。

 ながさわ保育園の保育理念である「子どもの最善の利益にかなうのかを常に自問し、日々の保育を実践する」ということを頭におき、常に目の前の子ども達にとって何が一番いいのか、何が一番大切なのかをよく見極めた保育をこれからもしていきたいと思っています。

2月の行事予定

2月の献立


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